ベジタリアンInuiの読書日記

老师的日記

我喜欢看书。本が好きです。

アジアの熱狂が感じ自分も行った気になりたい人はコレ!!!!『バウルの歌を探しに』川内有緒(著)

 

よんだー!

 

バウルを知っているだろうか。

俺氏は知らなかったが、バウルは口承伝承で伝えられるベンガル民族音楽だそう。

参考:第2回 バウルに魅せられて(グラフィックデザイナー 福澤郁文さん) | シャプラニール=市民による海外協力の会

 

バウルに関しては、ググって頂ければたくさん出てくる。

この本を読み進めていくとバウルの奥深さを知ることはもちろん、バングラデシュについて如何に知らない事があるかを知る(まずオレ氏が無知なのは間違いない)。

 

  • 何気に人口めちゃ多い。約1億6000万人で人口密度は世界7位。
  • 1971年にパキスタンから独立したばかりの若い国。
  • 実はアジア人で始めてのノーベル賞授賞者を輩出した国。

とかとか。

 

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タゴール氏(タゴール生誕150年 8月7日は没後70年命日 - ベンガルのうたより)

 

バングラデシュ×ノーベル賞といえばムハマド・ユヌス氏(ノーベル平和賞、2006)が記憶に新しいわけですが、この方、それよりなんと約1世紀も前に授賞された人なわけです。

しかもアジア人初。

 

その1941年の死後もタゴール氏の詩ベンガル人の魂に受け継がれていく。

1971年の独立時の民衆の支えになり、そして今は国歌となり人々の心に生き続けるのであります(・Д・)ノ

 

参考:ラビンドラナート・タゴール - Wikipedia

 

そして、その師匠がバウルの…、って感じでバウルの歌を探し出す手がかりとして物語は展開していきます。

 

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バウルは宗教的なことも絡み理解が難しいかもしれないが、この本は読みやすい。

 

「バウル全然分からん」っていう読者の目線と同じレベルから物語がスタートするから分かりやすい。
知識ゼロでもイケル。

 

 

ちょいとチャレンジ精神のあるバックパッカーはこの国に行きたくなるだろう。

おすすめ(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

ちなみに川内有緒さんのこの本もメチャ面白い!!

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パリの国連で夢を食う。 (幻冬舎文庫)